先日のニュースでロアッソ熊本の選手たちが
被災地でサッカー教室を開催したと報じられており
そこには元日本代表の巻選手の姿もありました。
東日本大震災のあとも日本サッカー協会や、多くのJリーガーが
復興支援の活動をしてきました。
ここのところスポーツ選手の残念なニュースばかりが
目立って報道されているなか、上記のようなニュースをもっと
報道してもらいたいと思いました。
サッカー選手、そしてスポーツ選手にとって本当に大切なことはなにか?
もちろんみんな勝つためにすべてをささげてがんばっているのがプロの世界であり、
勝負の世界です。
でもそれだけがゴールになってしまうことがスポーツ選手の
残念なニュースの原因のように思えてなりません。
子どもたちもみんな上手くなるために、そしてどうしたら試合に勝てるかと
日々切磋琢磨して一生懸命がんばっています。
子どもたちはそれで良いのだと思います。
でもそこにかかわる周りの大人、親は
もう少し広い視野で見つめてあげることが必要な気がします。
子どもたちにサッカーを通してどうなってもらいたいのか?
本当に大切にしたいことはなにか?
そこを考えながら子どものサッカー活動を見守ってあげたいと思っています。
2012年を最後に休催となったap bank fesに私自身ずっとかかわらせてもらいましたが、
プロデューサーの小林武史さんがずっとそのフェスにもっていた想いは
『みんなが自分にとって“本当に大切なこと”を考えられる場所をつくりたい』
ということだったと話されていました。
そのほかにも自他ともに認める” シアワセ ”な人生を送っている多くの方に
お会いしてきましたが、
その人たちには共通していることがあると、
あるとき気がつきました。
それは
〇自分にとって本当に大切なことが分かっている
〇その大切なことを大切にして生きている
というとってもシンプルなことでした。
となると、幸せでない人生とは
自分にとって大切ことがわかっていない。
または
わかってはいても大切にできていない。
ということになるのかもしれません。
もちろん何が大切なのかは人によってさまざまです。
そして生きていく中でかわっていくものかもしれません。
本当はだれにも大切にしたいことはあるはずですが、
日々の生活の中でやらなければいけないことや目の前に起こる問題などにばかり
意識がいってしまい、そのことに気づけなくなっていってしまいます。
毎日、不平、不満、愚痴、悪口、泣き言ばかりを言うことが
本当に大切なことなのでしょうか?
仕事、家庭、子育て、そしてサッカー
自分にとって本当に大切なことを考える時間をもつことが必要だと感じています。
その答えはどれだけインターネットを検索してもでてきません。
答えは自分の中にしかないものです。
今日という日は、昨日亡くなった方がどれほど生きたいと願っても
叶わなかった夢の世界です。
今日も1日、誰のものでもない自分の大切な人生を元気に楽しく!
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