【スポーツが子育てにどんな良い影響があるのかを考えるシリーズ、その2】
親として子どもとの関わり方に
” ヘルプ ” と ” サポート ”という考え方があります。
「ヘルプ」というのは「できない」人のために、その人に代わってやってあげること。
例えば赤ちゃんはいろんなことが1人ではできません、ご飯を食べることも、トイレも、
お風呂に入ることも誰かの手助けが必要です。
それに対して「サポート」とはその人を「できる」存在と捉えてそばで見守り、より良くなるために必要なときに手を貸すこと。
「サポート」が必要な事柄に「ヘルプ」をしてしまうとそれはこどもの成長の機会をうばってしまうことになります。
そこで学校生活はもちろんですが、団活動では監督からもコーチからも多くのことを自分1人や、子ども達だけでやることが要求されます、そしていつのまにか保護者のスタンスが「ヘルプ」から「サポート」へと変わっていることに気がつきます。
子育ては環境づくりといいますが、どんなに小さなおこさんでも試合中にほどけた靴ひもを親が結んであげることはできません。
スポーツを習う環境とはまさに「ヘルプ」ではない「サポート」ができる環境といえると思います。
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