先日帰宅したあと夕食までの時間、子どもと家のまわりを一緒に走りました。
久しぶりでしたが息子に完敗。
後半のペースについていけず・・・・・・・
息子はこの1年間のサッカーを通してかなり走りこんだのだと思います。
一方の私はバカボンのパパより年上になって数年の歳月を実感しました(涙)
(審判もあるので、もう少し走り込みがんばります!)
ちなみにちびまるこちゃんの父さくらひろしは40歳、野比のび助は36歳,
両津勘吉35歳、星一徹33歳、ラオウは30歳、銭型警部は29歳、・・・
みんな若い・・・(汗;)
と昼間からどうでもいい情報を失礼しました(笑)
さてさて今日は ”パーフェクトヒューマン”のお話(笑)
みなさん下の二つのAとBの円、どちらが気になりますか?
いかがでしょう?
ほとんどの方はBの方が気になると思います。
もしこれが車のタイヤであれば走るのは危険ですし、
ドーナツであれば、誰が食べたんだぁ~
となりますよね。
それはとても正常な反応なのですが、
この円を ” 人 ” そのものにたとえて、
欠けた部分にばかり意識がいってしまう人がいたとすると話が変わってきます。
もしそれが自分であれば足らないところにばかり意識がいってしまう人は
自分に対していつも不満を持ち、
不完全な自分を受け入れることができない人ということになります。
Bの円は良く見ると欠けてるところはほんの1部分で
あとは9割以上全部足りてますよね☆
不完全な自分を受け入れることができない人は、
その満たされない部分を埋めるために周囲には完璧を求めるようになります。
ですが、残念なことにパーフェクトヒューマンはN・A・K・A・T・Aさん以外に
存在しないですし(^^;)
すべての物事が自分の思ったとおりに運ぶこともありませんので
常に周りへの不満を言い続けなければならなくなります。
こういう考えになってしまうと、人生を楽しむのは困難で
「生きる」こと自体がつらいものになってしまいます。
子どもが成長していくなかで、自分に足りない部分がどれだけあったとしても、
「自分の存在自体に価値があるんだ」と思って大人になれるかどうかは
その子の人生にとってとても大きいです。
以前ある方から教えていただいたのは
何かをより良い方向に変えていける人というのは
やたらと批判や否定を繰り返すのではなく、現状の良い部分、
足りている部分を十分理解した上で、
「もう少しこんな風にしてみたらもっと良くなると思うのですが」
という代案を言える人なんだそうです。
前者と後者は似ているようで大きく違います。
前者はただのクレーマー。
そこから何かが変わったり、何かを生み出していけることはほとんどありません。
周りの人もなかなか共感できないですし、心を動かされることもないでしょう。
一方後者は、本当の意味で物事をより良く変えていける人になります。
同じような話で子どもが竹島SSSに入団したころ、先輩パパさんに
「もし子どものプレーでできてないことがたくさんあったとしてもそれを
並べ立てて子どもに指摘するのではなく、良かったこと、できてたことを最低3つは見つけてそれをほめてあげてください。そのあとでひとつだけあそこはもう少しこうしたら
もっとよくなると思うよ、そう言ってあげられたらよいと思いますよ」
と教えてもらいました。
人の性格が、生まれ持ったもの以上に子ども時代の環境に大きな影響をうけるとしたら、やはり親の物事のとらえ方、子どもへの接し方は本当に大きいと思います。
サッカーに限らず、普段の生活も含めてついつい子どもにダメ出しばかりしたくなることも多いですが(笑)、ときどきあの言葉を思い出して自分に言い聞かせています ☆(^^)☆
人は誰だってたったひとつの価値ある存在です。
そういう意味では全員が ” パーフェクトヒューマン ” なのかもしれませんね☆
もっともっと自分のワクワクすること、好きなこと、気分の良くなること、やりたいことを宝探しのように見つけてあげたほうが人生は楽しくなると思います☆
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