最近息子が映画の ”暗殺教室” を絶対にみたほうがいいと毎日勧めてくるので、仕事帰りにでもみてこようかな~、とちょっと思い始めた今日この頃、みなさんいかがおすごしですか(笑)
さて以前あるコンサルティングの会社が、日本中の会社や団体の理念やビジョンなどを研究してランク付けしたところ、日本サッカー協会のものが一番評価が高かったと聞いたことがあります。
そんな話を思い出しながらJFAのHPをよく見返してみると、確かに素晴らしい理念、ビジョンがかかげられていて、さらにそれらをもとに具体的な計画までしっかりと考えられていました。
その日本サッカー協会の育成体制の一環としておこなわれているトレセン制度ですが、
先日の県西トレセンの選考会に竹島SSSからも団員がチャレンジしました。
トレセンには有望な選手の育成という大切な役割がありますが、
もうひとつ選考会に参加する大きな意義があると思っています。
突然ですが ” ノミのジャンプ ” のお話ってご存知でしょうか?
のみって、あの人の血を吸う小さなノミです。
ノミを高さ30cmぐらいのガラスのコップのような容器に入れます。
ノミは種類によっては1m近くもジャンプすることができるそうなのですが、
その容器に透明なフタをします。
しばらくは何度もフタにぶつかりながらジャンプを繰り返しますが、
そのうちフタの手前の高さまでしか飛ばないようになってしまうそうです。
そのあとでそっとフタをとり、何も遮るものがない状態にするのですが、
ノミはそれでもフタのあった高さ以上に飛ぼうとしなくなってしまうのだそうです。
その気持ちわかるような気がしますよね。
人間の心理的限界の話によく使われるこのたとえ話ですが、
人も成長していく中でさまざまな失敗や挫折を繰り返していくうちに勝手に自分で、
本当は存在しない ” フタ ” を作ってしまうのだそうです。
さてここからがこのお話の大切なところですね。
その飛ばなくなったノミをもう一度飛ぶことができるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは、その容器の中に1m飛んでるノミをいれてあげるのだそうです。
そうするとまた飛ばなくなったノミが自分の本来飛ぶことができる高さまで飛べるようになるというお話です。
実際にそんな実験をした人がいるのかどうかは知りませんが(笑)
とてもわかりやすいお話ですよね。
人の成長には人との出会いが一番とよく言われますが、トレセンの選考会に参加していろんな選手と触れ合う経験ができるということは、知らず知らずのうちに自分でつくってしまっていた存在しないフタを取りのぞくきっかけになるかもしれませんよね。
もしかしたら自分とタイプの似たスタイルの選手もいるかもしれませんし、その選手が自分のうまくできないと思っていたプレーを上手にこなし、それを見てそこからヒントを得ることもあるかもしれません。
今回参加した団員もそれぞれが感じたことを今後にいかしてさらに大きく成長してくれることを今からとても楽しみにしています☆
トレセンに限らず出会いが自分を成長させてくれるという経験をサッカーを通して感じてもらえるといいなぁ~と思ってます。
チームメイト、他のチームの選手、監督、コーチ、先輩、後輩etc..
またまた余談ですが、人の成長には大切な出会いが3つあると言われています。
そのひとつが今のお話の ”人との出会い”、
残りは ”本との出会い”
そして ” 旅 ” です。
私自身、今年竹島SSSを卒団した団員のおじいちゃんが書いた本に10年以上前に出会い大きな影響を受けた経験がありました。今でもその本は大切にとってあってときどき読み返してます。
まさか10年後にそのお孫さんと一緒にサッカーするとは思ってもいませんでしたが(笑)
どこでどんな出会いがあるかは本当にわかりませんね ♪
4月は出会いの季節でもあります、今年卒団した団員たちも昨日は中学校の入学式でした。
たくさんの良い出会いをして素晴らしい日々を送ってくれることを願っています☆
そして今日は竹島小学校の入学式です☆
ようこそ竹島小学校へ♪
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